亜鉛めっきについて
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亜鉛めっきについて
『めっき釜』と申しましても、一般の方にはあまり馴染みが無いかと思いますので、まず亜鉛めっきについてご紹介いたします。
亜鉛めっきは鉄を錆から守る一番安価で、耐久性の高い工法です。
亜鉛めっきされた製品というのは、皆様の日常生活の中で目につきにくいですが、実は皆様の生活に身近なところ、あちこちにあるものです。
特にライフラインと呼ばれる、水道・電気・ガス・電話・道路・鉄道・下水などの鉄製品ほぼ全てに亜鉛めっきが施されています。
《亜鉛めっき製品、構造物例》
◎電線を引っ張っている腕木、金具、ボルト:電柱を見上げると金属部分が銀色になっている部分。
◎道路の交通信号、交通標識の柱や腕部分。
◎ガードレール:白色塗装されていますが、ペイントの下地部分。
◎郊外の田園地帯や山間部の高くそびえる送電線鉄塔:本体から架線金物まですべて。
亜鉛めっきの耐久性を実感するのは海岸に近い場所にあるフェンス、扉など普通の金属製品がボロボロに腐食していても、近くにあるガードレールとボルトは健在なのを比較するとよく分かります。
亜鉛めっきの正式名称を『溶融亜鉛めっき』といいます。
亜鉛は約420℃で解け、めっきの仕事温度は基本的に450℃ぐらいです。
溶けた亜鉛浴に鉄骨、柱、金具などを浸漬すると頑丈な亜鉛めっき被膜に覆われる仕組みです。
当社は溶融亜鉛を貯える『めっき釜』を製造しております。
(めっきをする会社ではございません)
『槽』と呼ばないで『釜』と呼ぶのはガスバーナーや重油バーナーの直火で加熱するからで、皆様にもおなじみのごはん釜や茶の湯の釜と同じです。
関西では鍋と呼び、英語ではケトルといいます。
亜鉛めっき製品例
当社のお客様がめっきした製品
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当社のお客様がめっきした製品
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当社のお客様がめっきした製品
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当社にある看板の柱は亜鉛めっきを施してあります
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